GUIDE

宗教法人会計ガイド

お寺専用の勘定科目・宗教法人の備え付け書類・クラウド会計からの移行方法について、基本的な考え方をまとめました。

1. お寺専用の勘定科目とは

一般的な会計ソフトの勘定科目は、営利企業を前提に設計されています。「売上高」「仕入高」のような科目に、御布施や護持会費といった寺院特有の収入を当てはめようとすると、どの科目が適切か迷う場面が少なくありません。

てら帳は、あらかじめ「宗教活動収入」「寺院活動費」など寺院会計に合わせた勘定科目を備えています。科目をゼロから設計する必要がなく、収支をそのまま記録していくだけで、寺院の実態に合った帳簿になります。

領収書・請求書の発行では、宗派に応じた用語の違いにも対応しています。たとえば浄土真宗では教義上「供養料」「回向料」「読経料」「戒名料」を避け、「懇志」「法名料」といった呼び方を使うのが一般的です。てら帳では宗派を設定しておくと、こうした用語が自動的に置き換わります。

2. 宗教法人の備え付け書類とは

宗教法人は、収支計算書・財産目録・貸借対照表といった書類を備え付けておくことが求められます。規模や所轄庁の指導により取り扱いが異なる場合があるため、詳細は所轄の都道府県等にご確認ください。

てら帳では、日々入力した収支データから収支計算書・財産目録を自動で集計します。貸借対照表は設定画面で作成の有無を選べます。手作業での転記・作り直しは不要です。

3. クラウド会計からの移行方法

すでにクラウド会計ソフトや銀行のインターネットバンキングなどを利用している場合、それぞれからダウンロードできるCSVファイルをてら帳に取り込んで移行できます。

  1. クラウド会計ソフト・銀行明細等から、取引データをCSV形式でダウンロードする
  2. てら帳の「明細のアップロード」画面でCSVファイルを選択する
  3. 日付・金額・摘要などの列を画面上で対応付ける(列の並びが異なるサービスでも設定できる汎用マッピング)
  4. 取り込み内容を確認し、勘定科目を割り当てて確定する

特定サービス固有の項目名に依存しない汎用的な取り込み方式のため、一般的な会計ソフトや銀行明細からの移行にも同じ手順で対応できます。

4. よくある質問

会計の知識がなくても始められますか?

日々の収支を入力していくだけで、勘定科目や書類形式はてら帳側で用意されたものを使えます。スマホのカメラで領収書を撮影して起票することもできます。

途中から乗り換えても、それまでの記録は失われませんか?

CSVインポートで過去の取引データを取り込めるため、乗り換え前の記録も引き継いだうえで運用を始められます。

そのほかのご質問はよくある質問のページもご覧ください。

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